クレジットカード現金化を自覚する日
それから、自分の給料と貯金そして、ローンの管理に余念がなかった。家電や、車のローンが終わるのは大体3年後だ。この状態で3年持つかわからない。例え、俺に仕事があろうがなかろうが、買ったものは払っていかなければならないのだ。そして、いつ切られるかわからない職場でも、上司の行動にビクビクしながら仕事をしていた。派遣社員の仲間同士の連絡網は強力だった。誰々が会議室へ連れていかれたとか、上司の誰々が部長室へ入っていった・・・とか、絶えず連絡を取り合っていた。その連絡の数が多くなるたびに、俺達はビビッていた。俺の彼女からも連絡がはいる。彼女は総務課にいるので、ある程度の情報は入るのだ。彼女からも、俺のローンの心配はされていた。だからと言って、彼女に払わせる気もない。彼女にもクレジットカード現金化の事について聞いてみた。彼女は、クレジットカード 現金化という言葉は初めて聞いた様で、なんのことかわからなかったらしい。俺が、自己破産や任意整理のことだと言うと、そうなんだとしか返ってこなかった。いまいち、わからないのだろう。もし今切られて、寮も追い出されたら、クレジットカード現金化するしかないのだろうと、俺はうすうす感じていた。その間も、派遣はどんどん切られていく。